こよみのよぶね 2020
- administrator
- 2020年12月27日
- 読了時間: 1分
更新日:2020年12月28日
2020(令和2)年12月21日(月)冬至の日、鵜飼観覧船のりば付近から長良川右岸プロムナード一帯にかけて「こよみのよぶね」が行われました。
「こよみのよぶね」とは毎年冬至の日に鵜飼で有名な岐阜・長良川に、1から12の数字とその年の干支をかたどった巨大な行灯を載せた鵜飼観覧船を曳航する行事です。2006年ダンボールアートで有名な岐阜市出身のアーティスト日比野克彦さんの発案で始まりました。和傘、岐阜提灯、岐阜うちわなど、長良川の舟運をいかした特産の竹と美濃和紙を使った伝統工芸が有名ですが、「こよみのよぶね」も今ではすっかり岐阜の風物詩になっています。
船では太鼓が叩かれ、プロムナードから観る人々に、今年一年のできごとを想い出させてくれます。今年はコロナ禍の影響を色濃く反映し、2月と11月のそれぞれの行灯制作に携わったチームが疫病退散を願いアマビエをデザインしました。コロナ第3波と闘う方々、「こよみのよぶね」を実現された関係者の方々に感謝しつつ、今年も鵜飼の舞台となったこの、ぎふ長良川に対する市民の熱い想いを改めて感じた冬至の夜でした。

Comments