まっくらうかい
- gre4343
- 2024年10月13日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年11月17日
2024年7月14日、「まっくらうかい-1.0」を体験してきました。これはくらやみで鵜飼を楽しもうという企画です。ダイアログ・イン・ザ・ダークという、真っ暗な中でいろいろ体験するエンターテイメントがありますが、それの鵜飼バージョンです。
プレ疑似体験にあたる-1.0バージョンは、みんなの森ぎふメディアコスモスで暗いテントを張り、さらに目隠しをして入ります。視覚障害を持った方に案内していただき、鵜飼に関するあれこれを体験しました。
その後、9月24日、実際に鵜飼観覧船での体験がありました。
観覧船乗り場で白杖を渡され、アイマスクをして、案内してもらいながら船に乗り込みます。そこからはガイドの方の案内で、鵜飼が始まるまでの船の上でも様々な体験をしました。お互いにニックネームで呼びあいながらやり取りする中で、同じ体験をしている他の皆さんとの心理的な距離が近くなった気がしました。
(具体的に何があったのかは、次回体験される方のネタバレになるので書けません)
そして鵜飼が始まります。
花火の音はわかっても、どちらの方向に花火が上がっているのかもわかりません。
他の観覧船からのにぎやかな様子は分かっても、金華山がどちらにあるのかもわかりませんでした。
ガイドの方が、「どんな音が聞こえますか?」「1時の方向に鵜舟がいます」など様々な問いかけや情報提供をしてくださるので、それらを頼りに音を聞こうと頑張ったりしました。
そんな中、船べりを叩く音や舟を漕ぐ音、鵜の鳴き声が近づいてきたり、篝火の匂いや熱が伝わってきたりして、鵜舟を感じることはできました。
視覚を完全に排除して、写真や動画で記録に残すわけでもなく、自分が感じたことが全てだというのは不思議なものでした。
まっくらうかい、今回が初めての開催でしたが、1回の体験だけでは消化しhttps://www.ukaimuseum.jp/event/1220きれませんでした。
多分来年も開催してくれると期待しています。
詳細と活動内容はこちらからチェックできます。
~2024年11月18日追記~
11月分は終わってしまいましたが、年末年始にかけて「まっくらうかい in the room」が開催されます。来シーズンまで待てない方はこちらで感覧してみてください。
うかいミュージアムのイベントページから申し込めます。

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