大洲のうかい 観覧記その3
- gre4343
- 1 日前
- 読了時間: 2分
更新日:16 時間前
大洲のうかい 観覧記その2からの続きです。
いよいよ、鵜匠さんが乗った鵜舟がやってきます。
鵜匠さんの舟の両側に観覧船がついて、一緒に川を下ります。
これは「合わせうかい」と言うそうで、大洲のうかい独自の形です。
鵜匠さんは船の先頭に立ち、鵜を操ります。前かがみになる岐阜とは鵜匠さんの体勢が違います。
鵜舟と観覧船との距離がとても近いので、鵜匠さんが「右側にいるのがハナちゃん」「あれはライくん」などと鵜の名前を教えてくれたり、「とりましたよー」と鵜が魚を獲ったことを教えてくれたり、お客さんからの質問に答えてくれたりもしました。
舟の先頭に篝火とは別に明かりがついているので、鵜の様子が昼間のようによくわかります。魚を獲る様子を何度も見ることができました。

ある程度一緒に下ったら、別の観覧船と交代しました。
大洲城が近くなったらそろそろ終わりです。

大洲城の近くで下船しました。
他のお客さんと話をする中で、岐阜や他の地域にも鵜飼があることが知られていなかったり、知っていても鵜飼の方法が全然違うことまでは知られていないことがわかりました。
鵜飼について、まだまだ宣伝の余地がありそうです。
この日は松山市まで戻らなければならなかったので、余韻にひたるのもそこそこにタクシーで伊予大洲駅に向かい、在来線に乗りました。帰りの電車は本数が少なかったので、できれば大洲で泊まったほうが絶対に良いです。
コメント