高級鵜飼観覧船が完成、お披露目されました
- administrator
- 2022年2月25日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年5月4日
写真提供: 岐阜市
【追記】2022年5月3日
高級鵜飼観覧船の魅力は、ハード面だけではありません。次のような今までにはない特典があります。
絶好のポジションでの鵜飼観覧 狩り下り、付け見せに限らず、最高の見せ場が提供されます。
鵜匠さんが直に鵜飼の説明をしてくれる
静けさの中で鵜飼を体験できる 船外機ではなく船頭さんが人力で操作する木造の観覧船なので、鵜匠が「ホウホウ」と鵜を励ます声と、とも乗り・なか乗りが舟ふな縁べりを「ドンドン」とたたく音*をより鮮明に感じられます。(*残したい日本の音風景100選 選定)
より自然な状況で鵜飼を見ることができる 鵜飼が始まると間接照明を落として船内を暗くします。
あがり(漁の片付け)の様子を間近で観覧できる 鵜が鮎を捕らえたときの喰み跡を見ることができます。
他にも、通常の鵜飼観覧船で大勢で楽しんだり、鵜飼観覧船に乗らなくても右岸の長良川プロムナードから全体を見回したりと様々な楽しみ方があります。
2022年2月23日、ぎふの長良川鵜飼で次のシーズンから運行する、高級鵜飼観覧船の完成披露会が行われました。
美濃和紙をイメージした白月(しらつき)10名乗り 料金89,400円 白を基調にしたデザインで、屋形内側に杉材を使用
川面の色などをイメージした藍山(あいやま)15名乗り 料金134,100円 内装を藍色で統一し天窓を備える
鵜飼の篝火をモチーフにした花篝(はなかがり)15名乗り 料金134,100円 、橙色や緋色のソファや照明を配置
の3隻です。
漆黒な外観とともに内装には岐阜市を代表する画家 加藤東一画伯の作品「総がらみ」に表現された青白い月の光や藍色の金華山、篝火をテーマに装飾されています。
いずれもこれまでのお座敷席に対して、靴を履いたまま上がれる快適なソファ・テーブル席となっており、明るさが調整できる間接照明で船内を優しく照らし、ゆったりした空間は中央通路で自由な船内移動が可能です。年配の方や床に直接座ることに抵抗がある外国のお客様にきっと好評となるでしょう。
これまで通り食事・飲み物の持ち込みが可能ですが、近隣のホテル・旅館などが鮎の塩焼きや飛騨牛を使った本格的な懐石料理など、特別な食事プランを用意する予定です。
これらの観覧船は岐阜市が新型コロナの感染収束後を見据え、海外から訪れる富裕層なども意識して1,500万円かけて改造したということで、コロナ後を見据え、富裕層や外国人を取り込みが期待されます。
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